埼玉県川口市、常設施設で利便性アップ
埼玉県川口市は、急病の子供を夜間に受け付ける「川口市こども夜間救急診療所」を川口市三ツ和の鳩ケ谷庁舎内に本年4月にオープンさせた。これまでは各病院が当番制で急患を診て来ましたが、1ヶ所で対応することで市民の利便性の向上を図ります。
毎夜、小児科専門医1人が勤務し、医師の配備には地元医師会、獨協医科大学越谷病院、東京医科歯科大学、東京慈恵会医科大学、日本医科大学が協力し、これまで輪番制で医師会会員が救急夜間診療をしていたが、常設の施設で開所することで分かりやすくなった。
受け付ける子供は0歳から中学3年生までで発熱や腹痛など内科症状が対象で平日は午後7時から11時、土日祝日は午後5時半から10時までで、これ以降翌日8時までは従来通り、市立医療センター、済生会川口総合病院、埼玉協同病院が輪番で対応する。
受診には事前に電話連絡が必要で、問い合わせは048-299-8770へ。