Dシネマ映画祭 川口市が3500万円出資し、作品製作
埼玉県川口市は「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018」(7月13日~22日)のオープニング作品として、同市を舞台とした映画「君がまた走り出すとき」(中泉裕矢監督)の作品を決定した。市が製作する初の映画で、製作費約3500万円を全額出資する。
映画は、何事からも逃げて生きてきた若者が、ひょんな事から川口に迷い込む。そこで様々な悩みを抱えた人々と出会い、癌を克服し65歳を過ぎて世界6大会マラソンに果敢に挑戦し見事制覇した、川口在住の元会社員男性のトーク番組を耳にし、感化された人々がランニングを始める。
みんなで走ることで挫けそうな時でも支え合い練習に励み、マラソン大会出場を誓い合う。若手俳優の寛一郎さんが主役を務め、ヒロイン役の山下リオさんの他、松原智恵子さんや浅田美代子さんらが出演する。
映画祭は同市と県の共催で2004年に始まり、デジタルで撮影・製作した作品に焦点を当てた国際コンベンションで、若手クリエーターの発掘などが目的で、オープニング作品の製作ははあ今回で5回目となる。また本作品はSKIPシティ国際Dシネマ映画祭での公開のみならず、今年度中に劇場公開も予定しているとの事です。