全国の既婚男女を対象に『住まいの購入』に関する調査を㈱LIX
IL住宅研究所が行いまして土地選びでは「利便性」(67.8%)、住ま
い選びでは「耐震性」(55.3%)を重視!との結果等が出ました。
調査結果の概要
1.お住いの形態を尋ねたところ、「一戸建て(持ち家)が53.0%で半
数超になり、次いで「マンション(持ち家)」15.4%、「マンション
(賃貸)」12.3%、「アパート(賃貸)」11.5%となりました。
2.一戸建て(持ち家)以外にお住まいの人に、条件が整えば一戸建て住
宅を建てたいと思うかとの回答に、「一戸建てを建てたいと思う」
49.7%、「一戸建てを建てたいと思わない」50.3%でほぼ同率にな
りました。
3.一戸建て(持ち家)にお住まいの人に、今後の住まいをどうしたい
と思うか尋ねたところ、「現在の住まいを将来はリフォームして住
みたいと思う」が24.5%、「現在の住まいを将来建て替えて住みた
いと思う」が8.9%、「現在の住まいとは別の場所にて一戸建てを購
入(新築)したいと思う」が7.7%となりました。一方、「現在の住ま
いにそのまま住み続けたいと考えている」が51.7%と、半数に上り
ました。
4.「将来、一戸建てを建てたいと思う」、もしくは「現在の住まい
とは別の場所にて一戸建てを購入(新築)したいと思う」を選んだ人
に今後住まいを建てる場合に重視する土地の条件を尋ねたところ、
「交通や商店のアクセス、通勤・通学などで利便性の高い土地」が
67.8%と最もた高くなりました。続いて「地震による液状化や地盤
沈下の無い硬い地盤の土地」52.8%、僅差で「大規模延焼や洪水、
がけ崩れなどのリスクが少ない土地」51.8%となり、『土地の安全
性』にも高い興味をもっていることが分かりました。
5.将来一戸建てに住むことを希望している人に、今後住まいを建て
る場合、重視する住まい条件は何か尋ねたところ、「耐震性が高い
住宅」が55.3%でトップになりました。続いて、「省エネ面で優れ
た住宅」が52.0%、「庭や駐車スペースなどが十分に確保できる住
宅」が50.7%となりました。
★土地選びのときには…
予算、広さ、沿線、駅からのアクセス、学区など、希望する土地の
条件を整理いたします。又、条件すべてにあてはまる土地を見つける
のはなかなか難しいので、優先順位を決めておきます。土地を探す場
合、地元に詳しい不動産会社にお願いするのが一番いいと思われま
す。
★住まい選びのときには…
住まいを選ぶ上では、いろいろと考えることがありますが、今から
住宅を検討される方に一番考えてほしいのは、耐震性やライフライン
確保等による高いレジリエンス性や省エネに優れていることは、実は
将来の住宅の資産価値にも影響を及ぼします。せっかく住宅を新築す
るのであれば、『将来の資産価値』を意識して建築されては如何で
しょうか!