川口市立高等学校が平成30年4月に開校

 

  現在の市立高校3校(川口総合高校、川口高校、県陽高校)を再編・統合した川口市立高校が開校します。

川口市立高等学校は、川口市上青木3丁目に全日制課程の普通科と理数科、定時制課程の総合学科を設け、両課程とも単位制を導入致します。

全日制の各学年は普通科10学級400人・理数科2学級80人、定時制は、総合学科3学級120人です。全学年の合計は、1,920人の規模となり、現在の3校は、平成29年度末に閉校し、在籍生徒は、平成30年度から全て新校の生徒となります。

新校開設で校歌を制作

埼玉県川口市在住のシンガー・ソングライター工藤慎太郎さんが、市内3校の高校生と一緒に、川口市立高等学校の校歌を制作しました。

川口市教育委員会は、工藤さんが川口市在住で、また15年10月に栃木県那珂川町の合併10周年を記念した町の歌を制作した事から依頼し、今年8月ごろに、校歌を完成させる予定とのことです。

工藤さんは、参加した19人の学生から出た「青春」や「翼」などの新しい校歌のイメージを参考に、楽器を使ってメロディを作成した。

集まった言葉については工藤さんは「自分とぴったりで、背中を押すようなインスピレーション」などと話し、「校歌は堅いイメージ、そこを打破出来れば」と意気込んでいられた。

参加した市立県陽高校2年の生徒さんは「校歌を覚えていない人がいるので、一人一人が自分から歌いたくなる歌を作っていきたい」と期待を寄せていた。

市教委によると、再編したのは施設の老朽化や人口減少、敷地の狭さなどから、11年5月に市教委が統合を決定したとの事でした。

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