埼玉県戸田市危険ブロック塀の撤去・改修補助を制度化
平成30年第2回戸田市議会定例会の閉会にあたり、戸田市長が大阪北部を震源とする地震に伴う本市の対応について報告があり、市長が明言された指示の下、本市では次のとおり対策を講じてまいりますとの発表がありました。
大阪北部を震源とする最大震度6弱の地震に見舞われ、小学生の女の子がブロック塀の下敷きになり死亡したことを受け、戸田市では、学校、公共施設、緊急輸送道路の点検を行いました。
点検の結果、2校の学校のプール施設において、危険箇所が発見され、使用を中止しており、通学路や公道においても安全を図っていくための周知を行うとともに、新たに公道に面する危険ブロック塀に対し、撤去・改修における補助を制度化し、補助金制度を創設された。
戸田市は市内の道路沿いのコンクリートやレンガ、石材を用いた高さ1.2メートルを超えるブロック塀や門柱が対象で、補助額は撤去工事10万円が限度額で今年は5件程度の利用を見込み、補助対象は市内のブロック塀の所有者または管理者で、工事は市内業者による施工に限定している。